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笑顔がいっぱい 2

二人のキューピットとなったのが、蕗チャンのお兄さんのNENさん、飛騨高山在住の造形作家。妹の幸せな姿を、心から喜んでいた。
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蕗ちゃんと知り合って、12年になる。清楚で美しく、本当に花のような女性だと思った。知りあうきっかけとなったのは、当時住んでいた日出町の、谷古入りの森を守ろうという、日の出の森トラスト運動だった。R授は3歳で最年少のトラスト地権者だった。約60名の参加者のうち、三分の1がその時の仲間で、今回の祝う会の実行委員ももちろん、私を含め、4名全員が、トラスト運動の地権者だった。必死で守ろうと頑張ったが、東京都に強制収容され、その森は今は、36市1町、360万人分の最終ゴミの処理場となってしまった。
悔しさに、怒り、涙した仲間が、久しぶりに集まった。誰もが蕗チャンの幸せな結婚を心から祝福して、うれしそうであった。
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守りたかったのは、子供たちの笑顔、守りたかったのは安全なお水、安全な空気。人間が出したごみで、埋め立てられていく山や谷、その数の多さに、私たちは心から恐怖を覚えた。ダイオキシンをたくさん含んだ灰が、毎日毎日運び込まれ、安心して住める環境には程遠く、我が家は日の出を離れた。
日出町で過ごしたR授の幼児園時代に、よく絵本を読んでとせがまれ、寝る前には必ず、読んでいた。その時のベスト3が、征三さんの「ふるやのもり」征三さんのお兄さんの、ゆきひこさんの「地獄のそうべえ」西村温子さんの「ゆうびんやさんの ほねほねさん」だった。その中でも特に、来る日も来る日も、読んでとせがまれたのが、ほねほねさんだった。骸骨の郵便屋さんが自転車の乗って、あっちこっち、郵便配達をするお話。
その本を書いたのが、蕗チャンの高校時代の親友。R授が4月に入学する高校の先輩だ。「ほねほねさん、書いた人が来てるよ。」というと「えっ!!がちで?会いたい。」というので、一枚パチリ。素敵なママになっていた。
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by oume1116 | 2009-03-31 09:21 | 日記