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親の心、子知らず

先日、青くなることがあった。普段は夜、10:00を過ぎると公衆電話を使い、連絡を入れる息子が、11:30近くまで帰ってこなかったのだ。塾が終わるのが、10:00少し前で、10:30分には
帰ってくるはずなのに・・・。セブンで立ち読みでもしているのかと、見に行ったが、いない。だんだん、心配になり、塾に電話をかけてみるが、テープの音声のみ。さすがに、お父さんも心配して、自転車で、となりの駅まで走ってみたが、いないというので、車で、塾のある、駅まで走ってみた。途中何度も、自宅に電話をかけるも、無情な呼び出し音のみ。一瞬、携帯をもたせない主義が揺らぎそうになる。
駅の周辺を探し、明かりのついている塾の階段を駆け上がると、先生が残ってらっしゃったので、何時に帰ったのかを聞くと、すでに一時間半も前に帰っているとのこと。いよいよ青くなり、捜索願いを出さなくてはならない、なんて思いながら、もう一回自宅に電話を入れると、「もしもし」と息子の間の抜けた声が返ってきた。安心したのと同時に、腹立たしさで、泣きながら、怒鳴り飛ばした。横から夫が電話を取り、猛烈な剣幕で怒っている。もう一回、塾に戻り、お騒がせしたことをわびて、家に帰ると、神妙な面持ちで座って待っていた。
普段は怖くないお父さんが怒ると、天地がひっくり返りそうなほど、怖い。この日は、怒り炸裂。友達とだべっていて、遅くなったこと、電話をしたかったけれど、公衆電話がなかったこと、そして、携帯を買ってくれないのがいけないといった一言で、さらに、怒りに油を注いでしまい、ついに手が出る勢い。声だけでも、震えあがるほど恐ろしいのに、手が出ちゃかなわんと、ストップをかける。中学生が、こんな時間んい連絡もせず、外にいること自体がおかしいこと、そのことで、親がどれほど心配するか、中学生にもなって、そのことを理解できないこともおかしいこと。
怒る、怒る、怒る、あ~、本当に恐ろしかった
電車の時間も気にせず、だべっていられるのが、そもそも間違っていたということと、暗がりの自転車塾通いは、危ないということになり、自転車通塾が禁止になったことは言うまでもありません。
昔から、怖い物の代表をして、地震、雷、火事、オヤジという言葉があるけれど、オヤジなんて怖くない人のほうが多いかもしれないけれど、うちの親父は、怒ると怖い。

by oume1116 | 2008-05-26 10:48