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辺野古移設 閣議決定 徳之島は

日米合意のもと、普天間基地を辺野古周辺に移設することが、政府案として正式に閣議決定された。
米軍の訓練の拡充を県外に分散する。
適切な施設の整備を条件として、徳之島の活用が検討される。
と徳之島が、訓練移転先候補として正式にきまってしまった。
住民の気持ちは、頭上を素通りし、アメリカとの合意のみでの決定。
この国の未来は、一体どうなるんだろう?空恐ろしい気分になる。
沖縄県民の「怒」と言う、黄色いプラカード。人事じゃない。
現実的に辺野古に基地が新たにできることはないかもしれない。
徳之島に訓練施設の一部が、移ることはないかもしれない。
なぜなら、これほどの民意を無視できるわけがない。
中国の脅威、北朝鮮の脅威もわかっている。
アメリカ軍のトップだったという方が、テレビのインタビューに答えていた。
「抑止力としての海兵隊は本当に沖縄でなくてはならないのか?」との問いかけに「必ずしもそうでない選択もできる。」と彼は答えていた。
日本の政府には、そうではない道を探って欲しい。
県外は難しい、ならばやはり国外。
新しい基地はどこにも作って欲しくない。それは沖縄県民の願いでもあるとおおもう。
辺野古の移設反対の、「嘉陽のオジー」の言葉
「辺野古に莫大なお金が来ても、辺野古の海に捨ててください。必ず子や孫に感謝されるはず。」

今回の徳之島への基地移設問題では、
賛成・反対で、島人の間に、争いを生んでしまったことだろう。
徳之島は、選挙のたびに激しい、争いが生まれる。
父が健在だったころ、選挙の時期には、島に帰ることができなかった。
親兄弟でも、骨肉の争いになり、口をきかなくなってしまうこともある。
肉親の情が、ものすごく厚いにもかかわらず。
平和な島に、投げ入れた火の粉はあまりにも大きい。
この国の政治には、心底がっかりした。もう期待するのはやめる。

by oume1116 | 2010-05-30 12:02 | 徳之島