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ぐるぐるマーケット

「青梅の水とゴミを考える会」主催のぐるぐるマーケットに行ってきた。
場所は、川向こうにある星の子ギャラリー。友人のK平さんデザインの通貨「グール」を使い、ギャラリー内で、買い物したり、食べたり・・・・・・。ずっと気になっていて、一度食べたいと思っていた、萬金堂のカレー。
多摩リハビリテーション学園前の小さな空き地に、車が出ていて、「食べたい!!」と思うも、通るのは、いつも仕事中で、横目でちらり。今日、たべました。おいしかった。写真はもちろんない。すっかり忘れた。
お父さんと、息子は大盛り、私は普通盛り、野菜がたっぷり入り、値段も「3グール(300円)」
御馳走様でした!!
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「青梅の水とゴミを考える会」は、環境問題を考える市民運動としては、青梅で一番、いや、日本中で一番、年気も気合いも入ったグループではないかと思う。
青梅と日出町の間にある、谷古入りの森に、大規模な最終処分場の2個目ができるかもしれない、という話が持ち上がった時、先頭切って反対運動を起こしたのが、青梅の市民と、日の出町の住民だった。
森をみんなで買い取り、トラスト運動がおこった。何も知らず、日の出に引っ越してしまった私たち家族は、「しまった」と思ったけれど、どうしようもなく、でも知ればするほどに、これは、何が何でも反対しなければ、と思い、運動に加わり戦った。疲れた。終わった。10年過ぎた。谷古入りの森は、最終処分場になった。さらに、エコセメント工場もでき、完全に森は死んだ。
エコ生活が取り上げられ、循環型社会が主流になりつつあるけれど、あの頃は、「自分だってゴミを出すでしょ?」と批判されえることがとても多かった。もちろん、日々の生活の中で、いやというほど、ゴミはでる。個人の努力だけでは、ゴミはなくせない。ごみで地球が滅びるかもしれない、そんな危機感を持った人々が集まったのが、青梅の水とゴミを考える会や、谷古入りを守る会、日の出のトラスト運動、たまアジサイの会、日の出大学などなどの市民団体だ。その中で、青梅のゴミの会は、本当に頑張っていると思う。
けしてあきらめず、すでに死んでしまった森だけど、再生できる道があることを信じて、活動を続けている。
トラスト地が、東京都によって強制収容された年、私と息子と友人たちと沖縄に行った。その時に三線にであった。3歳で、最年少のトラスト地権者であった、息子も15歳になった。
ぐるぐるマーケットで、三線ライブを頼まれ、うたった。若い子供連れの家族がおおかったのが、とても頼もしかった。ゴミ問題と子育ては、切り離せない、と私は思っている。ゴミの問題を解決していくことは、子供たちに、大切な自然、豊かな環境を残してあげられることなのだと思っている。
大盛況のマーケットで、強いパワーを感じた。
どうか、がんばってほしい。私は、今の私にできることをしていこうと思った。
帰り際に、お土産を頂いた。なんと白樺の樹液ジュース、ジャム、手作りかんぱなど・・・・。その中に、謝礼が入っていたが、もらえるはずもなく、息子に「このままゴミの会にカンパするよ。」と言うと、「もちろん。」という返事が返ってきた。私に「銭ゲバ」と言われるほど、お金が好きなのに。
さすが、最年少トラスト地権者だっただけのことはあるな。うん、うん。
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by oume1116 | 2009-07-19 22:01 | 日記