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小さなチャリティーコンサート

今朝、テレビで、今必要なことの一つ「空元気でも良いから、元気を出すこと」といっている人がいた。本当にそうだなあと思う。元気を出していこう。
それで、お誘いを受けていた小さなチャリティーコンサートに行ってきました。
今日のお昼まで、風邪気味で寝ていたRジュでした。唄えるかどうかも心配でしたが、とりあえず行ってみました。20人入ればいっぱいの、小さなお店でコンサート。主催はみつのまりさん、ピアノの弾き語りをやっていらっしゃる方、縁あって声をかけていただいた。お客さんの中に、福島から避難してきた方がいらっしゃった。地震直後の様子を淡々と話してくださった。小さな子供さん3人を連れての避難所生活はとても過酷で、こうして今、住む家があり、暖かいものを作って食べれるのは、本当に幸せなこと、今も避難所で生活している方、いまだに連絡を取れない方もあり、とても心痛むとおっしゃっていた。
もう一人、弟さんのほうは、3ヶ月の乳児のお父さん。原発の20キロ圏内に住んでいたとのこと。
避難所はどこも満杯状態で、車の中ですごすこともあったが、天候が悪く、あまりの寒さに、道の駅の避難所に避難したが、赤ん坊を抱えての避難は大変で、先にあきるの市に移ったお姉さんのあとを追って、9日目であきる野に落ち着いたとのことであった。
家は半壊状態で、原発事故、いつもどれるかわからず、不安に違いないのだが、なんともいえないたくましさを感じた。帰り際に良授が「がんばってくださいね」と声をかけると「私たちは、いがいと大丈夫です。」と力強い返事がもどってきた。
会場ではささやかながら義援金を集め、被災地へ送ることとなった。
この先、復興にどれだけの時間がかかるかわからないけれど、長く長く、復興のための支援を続けて行かなくてはと、改めて思った。小さな力が、たくさん集まれば大きな力になる。
素敵な出会いもあった。
会場には、ネパーリーが3名。話をしてみると、拝島のネパールキッチンを受け継いだオーナーだった。一度ライブをしたこともあり、「ぜひ、またやりましょう」ということになった。レッサンピリリを唄うと、大喜びだった。
また、宮古島出身の方が、お二人で三線もって来ていたので、セッションをした。とても楽しかった。ぜひ、また一緒にやりましょうと約束して、帰ってきた。
あきる野市で亀の飼育をしている方、竹工房を主宰している方などなど、不思議な縁が生まれました。

by oume1116 | 2011-03-27 22:01 | 日記