臨月の小梅
臨月の小梅は、手を伸ばし、あたらしい命を待つ。
この大きなお腹の中には、いったい何匹の命が宿っているの?
産気づいた小梅は、私のそばから離れない。
すでに、赤ん坊の頭が見えているのに、私がそばを離れて、用事を済ませてこようとすると、不安げにくっついてくる。R授はおろおろと「おあかあさん、しばらく小梅のそばから離れないほうがいいよ。」と真剣に言う。
いつもカピナラさんと、おちょくって呼ぶくせに・・・・・。久しぶりに「おあ母さん」と呼ばれた。
夕飯時、なーんにもできないので、もうあと一時間もたたないうちに生まれるとみたので、発情中に、閉じ込めておいた箱に連れて行き、「ここで生みなさい。」と布を引いた木箱に入れた。
数十分後に見に行くと、生まれている!!
小梅はすっかり母の顔になっていた。
by oume1116 | 2009-06-24 20:26 | 小梅日記